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薬指の標本

小川 洋子

新潮社 / 185ページ

楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡...。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは...。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。

小説・恋がしたい・奇妙な味をあじわいたい


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