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大原御幸 : 帯に生きた家族の物語

林 真理子

講談社 / 229ページ

「父がほんまに愛し抜いてくれたんは、このうちだけや」 帯で栄華を極めた男と、父に心酔する娘。 贅沢に彩られ昭和の激流を生きた、濃厚なる家族の歴史。 着物黄金時代の京都、帯の意匠で一時代を築いたうちの父は、ほんまに立派な人やった。 戦中は東条英機はんの私設秘書として飛び回り、戦後の活況で稼いだ財産は、祇園や道楽できれいに使う。 あんなに辛い目に遭っても生きてこれたんは、みんな父のお陰や。濃厚な家族の歴史を、 きらびやかに描き切る会心作。

小説


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