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この胸に深く突き刺さる矢を抜け(上)2

白石一文

カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春―思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生の発見へとつながってゆく。発表されるや各メディアから嵐のような絶賛を浴びた、衝撃の書。

小説

つづきの巻

  • この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下

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