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街とその不確かな壁(上)2

村上春樹

新潮社 / 457ページ

十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、“街” について語り出すーーそれが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。<古い夢>が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。

小説・現実がすこし歪む話・静かな夜に

つづきの巻

  • 街とその不確かな壁(下)

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