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号泣する準備はできていた

江国 香織

新潮社 / 233ページ

私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから―。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる...。直木賞受賞短篇集。

小説


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号泣する準備はできていた — 喫茶[nanashian] の本棚